異なるものを背負う

今週から大学に復帰しました。

 

ありがたいことに会う人達から地震を心配する声をかけられます。その中で感じたことがあります。

 

私は、「大丈夫?」と聞かれた時に反射的に「大丈夫」と答えているのです。

 

厳密には大丈夫なところと大丈夫ではないところがあるのに、なぜか「大丈夫」って言ってしまうんですよね。どうしてだろう。

 

心配して声をかけてくれるのは本当にありがたいのですが、人によっては大丈夫ではない部分が多い人もいるのかなと思ったり。「大丈夫」なんて言えない人もいるかもしれない。「大丈夫な訳ないよ」って言いたい人もいるかもしれない。

 

同じことを経験したとしても、抱えているものはそれぞれ。

 

一人ひとりが背負っている業が異なる。

 

もしかしたら、地震に関して何も触れずに接するのも一つの正解かなとも思ったり。

 

ちなみに、私はゼミの先輩から言われた「とにかく、生きててよかった。命があればそれ以上のことはない。」という言葉が一番すんなりと心に入ってきました。