越後『』の会 振り返り

寺子屋TANQ代表の市川さんのお話

学校とは異なる学びの場「フリースクール」についてどんなものなのか知ることができました。聞いていて、今の国の教育と現場で行われていることの矛盾が印象に残りました。「個性を大切に」と言いつつ、結局学校は「同時化」の色が強い。子どもたちをその枠にはめようと必死な教師。教師の言葉はとても重いんです。それは子どもたちにある種のトラウマを与えてしまうことがある。子どもたちの多くは、学ぶことが好きなのに大人の事情で学ぶことができなくなってしまう。子ども本人だけではなく、その親御さんだって、我が子の学びや幸せを考えて、必死に必死にもがいている。話を聞きながら、本当に悔しくて、悲しくて、泣きそうになったし、怒りもわきました。子どもたちの多くは、学ぶことが好きなのに大人の事情で学ぶことができなくなってしまう。こんなことが学校で行われていていいのか、本当にこれでいいのか?と考えました。子どもたちは「学びたい」と思えば、きっとどんな子でも学びます。大人がすべきことはその邪魔をせず、環境を整えてあげることだと考えました。

 

 

 

パネルトーク

ゼミの師は来年で退職されます。その後の『』の話題が印象に残りました。これから先の『』の形、それをどのように広げ、「誰一人見捨てない教育と社会の実現」を目指していくのか。これは『』ネットワーク全員の課題だと私は感じました。でも、師が言っていたように『』は師が退職されたくらいで終わりに向かうようなやわなものではないと思います。昨日集まった仲間たち、中には話したこともない人もいるけど、なんだかあの人たちならいつでも助けてくれるし、私も助けたいと思えます。これからもつながって、つながりを広げて、教育や社会の未来に目を向けていきたいと思えました。

 

 

 

分科会『』×初任者

初任者の先輩の悩みの解決策をみんなで考えて、話し合いました。立場が違うとやっぱり考え方も違うなと感じました。私はまだ学生で現場も教育実習でしか体験していないので、セオリーにのっとって「〜しとけばいいんじゃないかな」とか言ってましたが、現場で働くとそれだけでは駄目みたい…。指導教員の目が怖いという悩みに関しては、「素直に子どもたちに『偉い先生くるから、今日だけはいつもと違う授業でやらせて🙏💦』」とお願いするのが一つの手かなと考えました。結局子どもたちには心を見透かされるし、だったら正直に自分の、立場が弱いことを話すのがいいのかなと。それから、芯がブレてしまうことがあるという悩みでは「芯は柔軟だからこそ、ブレるしそのたびに考えてその芯を成長させていけばいい」という考えがありました。素敵だなと思いました。色んなことを経験してしまうと、芯が変わっていくのは当たり前で、ただ間違った方向に向かないように同じ志の仲間とつながっておくのは大切ですね。

 

 

ゼミ体験

「公教育の崩壊」の話が頭に残りました。社会が変化するにつれて、求められる教育も変化します。これからは個別最適化された教育がどんどん求められるようになるだろうし、従来のコードに縛られていては学校の先生も未来はない。公教育が崩壊する未来なのに、私達が教師を目指す理由はなにか。『』を自分のものにしていれば、崩壊後も生き残れる。そして、『』を知らない人を助けられる可能性がおおいにある。未来の子どもたちの幸せと自分たちの幸せのためにできることがあるからだと考えました。「未来、地域、社会、国」といった広すぎるくらいの目標を持つことが必要ですね。

これは余談ですが、ゼミの師はいつもより丁寧な言葉遣いでした。ちょくちょく素の部分(いつもの)が出ていたけど😆

ゼミの師、そしてこのゼミが多くの人に愛されていると感じ、胸があたたかくなりました。

 

 

長くなりましたが、以上、振り返りでした。定期的に同じ志を持ったたくさんの人と同じ時間を過ごすことで、自分を見つめ直して更新していけそうです☺️

 

やはり、つながりは力なり💪