結局のところ、いいつながり

西野亮廣さんの講演の感想②

 

オーバースペックという言葉を聞きました。過剰性能とも言うらしいです。あるものに関して性能がたくさん盛り込まれまくった状態って感じです。

スマホも初期に比べてだんだんと進化が小さくなってますね。最初のころは防水機能がついたり、強度が上がったりと「これがあったらめっちゃ便利」な部分がアップデートされていました。しかし、最近はカメラの性能が上がったなど、「正直こだわりないならこのアップデートいらないな」と思うものもしばしば。

 

技術にはほとんど差がでない時代になりつつあります。そうなると、人はものの性能や値段からどこで買うかを決めなくなっていきます。

 

では何で決めるか。それは「誰から買うか」。その人とのつながりを大切にしたいか、応援したいかで決めるようになっていく。

知らない人と、仲の良い友人がそれぞれ全く同じ商品を売っていたら、多くの人は友情というつながりのある友人から買うと思います。

そして、たとえ友人の方が多少高く売っていたとしても「その友人を助けたい!力になりたい!」という気持ちがあればそっちから買います。

 

もしも、教師として子どもたちに「互いに助け合いたい!このつながりをずっと大切にしたい!」と思えるつながりを与えられたら、それはとても素晴らしいことだと思います。これは学校という色んな子どもたちが集められる場で前に立って指導する教師という職業にしかできないことだと思うのです。