サバイバーズギルト

サバイバーズギルト…簡単に言うと助かったたことに対する罪悪感らしいです。

 

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似たような感情に苦しめられることが時々ある。

自分よりもつらい人がいるのに、今の生活をしていていいのか。楽しいと感じる時間があってもいいのか。

 

結論はいい。いつだって目の前にあるもの、使えるものを賢く使うことで人はその時できる最高の生活をしてきた。

 

東日本大震災があったとき、幼かった私はなんて悲惨なんだろう、自分にもできることはないかと思った。その時の私はできることなんて分からなかったし、その日も震災のニュースを見ながら普通にばあちゃん家でご飯を食べていた。被災者の方々はご飯はおろか、安全な場所すら確保できていなかっただろうにだ。

 

結局、何かを失った悲しみや苦しみ、恐怖は当事者にしかわからないのかもしれない。でも分かろうとすることを諦めたくない気持ちがある。

 

今回の地震で、私よりも大きなダメージを負った人はたくさんいると思います。ニュースを見たり、考えたりすると胸が痛いし、泣きそうにもなります。

 

今の私の苦しみは、より大きな被害を受けた方からすれば小さいものかもしれない。そんなことを思いながら、私は今ある生活に感謝して、今できる最高の生活をします。それが自分を守ることであり、周りの人を守ることの基盤になると信じています。