一区切り

先日、所属している課外活動団体の代替わりがありました。

 

長を務める中で、色々感じたことがありました。

 

人には向き不向きがある

取り組む中で、「これは俺できるけど、これは俺には難しい」と思うことが何度かありました。例えば、私の場合は「それは〜だから、駄目だ」とスパッと言えなかった。どうしても、後輩の考えを尊重したいという思いが強く出てしまう。そんな時は落ち着いて、淡々と事実を伝えてくれる同期に助けられました。人には向いている向いていない、できるできないがあって、それぞれのできることで補い合うことの強さを知りました。それぞれが自分の役割に責任を持っていたことが大きな問題なく、1年間を乗り切れた要因だと考えます。

 

新しいつながり

この1年で、また新しいつながりができました。この立場にいたからこそ、普段の授業などでは関わらない人たちとのつながりができました。そして、考え方に違いはあれど、活動に一生懸命であるという共通点が私にとって「これからも大切にしたい」と思うつながりをもたらしてくれました。

 

折り合い

複数人が集団を良くしよう、活動を良いものにしようと思うと、当然考え方ややり方に違いが生まれます。そして時にはぶつかります。その中での立ち振る舞いは大切だなと感じました。感情的にならず、自分の考え方を伝えながらも相手の考えの良さと問題点に耳を傾ける、自分の考えの問題点を見つめることが必要ですね。

 

後輩の成長が嬉しい

後輩たちの成長していく姿が本当に嬉しかったです。彼らの主体性を大切にしたことで、想像以上のものが見られました。色々悩みながらも、「信じてみる」という姿勢を大切にして良かったです。私自身、教師を目指しているくらいだから教えたがりな部分があります。「あーしろ、こーしろ」言いたくなる時もありましたが、言ってしまったら、成長はそこ止まり。信頼するからこそ、「この子達、本当にすごい」という感動を味わえた。こんな経験をさせてくれた後輩ちゃんには本当に感謝です。

 

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今はパートナー、ゼミ、卒論、教採が生活の中心です。

 

しかし、去年までは間違いなく、パートナーとこの課外活動が生活の中心でした。

 

ここに所属したからこそ、色んな先輩、同期、後輩とつながることができたし、たくさん楽しいことや悩むことを経験できました。子どもたちを心から「かわいいな」と思えたのもこの活動のおかげです。

 

色んな経験とつながりを与えてくれたこの場所に心から感謝します。しばらくは他のやるべきことで、活動との関わりが薄くなってしまうかもしれません。しかし、後輩たちのために、自分自身のつながりを大切にするために、できることをできる範囲でやっていきます。