今回も本の感想です。
本に出てきたセリフ
母が家出した娘に対して
「合格するまで追いかける。絶対に逃がさない」
うーん、怖い。ゾクッとしました。狂気。
どうやら母親は生んだときから娘を医者にすると決めていたらしいです。
被告は母のプライドのためだけに医者を目指す浪人生活を送っていました。
この場合、母親は自分の娘を自分のすごさ(私は子どもが医者になったからといって自分がすごいとは思いませんが)を表す道具?まあ、アクセサリーやブランド品的なもの(これもその人の価値には直結しないだろうけど)と認識していたのでしょう。
結局、その人自身がどんな生き方をしているかが全てですよね。
「私の〜が」という自慢ばかりする人は同時に自分には自信や結果がないことを自覚してるんじゃないでしょうか。
他人に押し付けず、他人に委ねず、他人と比べず。自分にとっての幸せを考え、見つけ、実現に向けて努力する。難しいけど、そうやって生きていくのが賢いんだろうな。足るを知る。これに尽きます。
足る知りメンへ。