明かす

現在所属しているコースに入ってしばらくした時のある驚き

 

 

以前は、教師の仕事はワクワクするような課題を示し、楽しい教材を使わせて子どもたちが問題を解けるように誘導することだと思っていました。

 

なので、ある先生の授業で「児童に示す目標と達成してほしい学習の目標がなんで違うの?達成してほしい目標を示さずに子どもたちに達成を目指させるわけ?」と言われたときや、ゼミの師に「どう評価するか伝えてなにか問題ある?こういう力を身に着けてほしいならそのまま伝えればいいじゃない。」と言われた時は「え?言っちゃっていいの?確かに言って問題ないよな…」とモヤモヤとスッキリが同時にきました。

 

もしも、子どもたちに示す目標とこちらが評価の基準とする目標が違うなら、教師の誘導に乗れなかった子どもたちは取り残されることになってしまう。子どもたちは何を持って評価されるのか分からずに知らないところでA.B.Cなんかをつけられる。それは、子どもたちに資質能力を身に着けさせることからも外れる。

 

 

「楽しいだけなら、それは遊び。授業ではない。目標と評価があるから授業。」

 

という言葉にハッとしたことを思い出しました。